印鑑の種類と用途(銀行印)

銀行印の印影は特殊

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銀行印は金融機関の出納に使用する重要な印鑑です。 通帳開設時の他、保険や証券などのご契約時に捺印する印鑑となります。一般には苗字もしくは名前を入れますが、金融機関の印鑑としてお使いの場合には、苗字・名前ともよこ書きが良いとされています。(お金がたてに流れないように)また、よこ書き印鑑の場合文字は捺印の際に右から左に読めるよう字入れします。 よこ書きの右から左読みは、昭和初期頃までの日本の古い慣習が残っており、現代の漢字とは逆の右から左に字入れすることが慣例となっています。 1本のハンコで複数の金融口座を開設している人が多いようですが、万全を期すなら金融機関や口座ごとに違う印鑑を使用するのが安全です。万一盗難にあった場合、リスクを最小限に抑えることが出来ます。 ほとんどの金融機関が3センチ以内の印材でしたらご使用になれますが、サイズは女性が12mm以上、男性が13.5mm以上が良いようです。


◇印鑑(はんこ、印章)の種類◇

・個人印(個人用の印鑑)

実印
銀行印
認印
訂正印
など

・法人印/会社印(法人用の印鑑)

代表印/代表者印
角印/会社印/社印
会社銀行印/法人銀行印
割印
など


◇印鑑(はんこ、印章)の素材◇

象牙(種類は多種、採取した部位により印材の価値が変わります)
芯持ち象牙
大角牛(旧名:オランダ水牛)(主に2種類-白い飴色をした印材と、飴色の中に茶色や黒の模様が入っている印材)
黒水牛
薩摩本柘
アカネ(旧名:シャム柘)
アグニ
マンモス
など