印鑑の材質(象牙印鑑)

象牙

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象牙は、程よい硬さがあり彫刻にも捺印にも最適な印材とされます。気品のある色つや、きめ細やかな肌合いは印材の中でも最高峰と言われ、使い込むほどに出てくる光沢とクリーム色がかった色味は永年の愛着になります。まさに、一生使っていただける印鑑にふさわしく、古来から印鑑の王様として親しまれてきた素材です。ひび割れや虫食いに強く精密な彫刻に向いています。 現在象牙は「ワシントン条約」において輸入が禁止されています。ただし、日本国内では公的な管理のもとで販売が許可されており、現在販売されている印材は輸入禁止前の材料、または一時的に解禁された際の材料の合法的なものを使用しています。国内の象牙の在庫量は年々減っており、希少価値が大変高まっています。 ※本物の象牙印鑑には経済産業省認定の正規輸入認定シールが附属されます。


◇印鑑(はんこ、印章)の種類◇

・個人印(個人用の印鑑)

実印
銀行印
認印
訂正印
など

・法人印/会社印(法人用の印鑑)

代表印/代表者印
角印/会社印/社印
会社銀行印/法人銀行印
割印
など


◇印鑑(はんこ、印章)の素材◇

象牙(種類は多種、採取した部位により印材の価値が変わります)
芯持ち象牙
大角牛(旧名:オランダ水牛)(主に2種類-白い飴色をした印材と、飴色の中に茶色や黒の模様が入っている印材)
黒水牛
薩摩本柘
アカネ(旧名:シャム柘)
アグニ
マンモス
など